あけましておめでとうございます。
1月1日にお屠蘇イベントを行いました。
そもそもお屠蘇とは何か。お屠蘇は、日本酒に数種類の薬草を組み合わせた屠蘇散を浸したもののことを言います。もともとは風邪予防薬として作られたものであったため、生薬としての効果もあります。
わかりやすく言うと、昔の人は寿命が大変短く、時代によっては女性の平均寿命が27歳だったという時代でもあります。また、今のように病気について詳しくわかっているわけでもない為、原因がわからない病によって命を落とすことも珍しくはありませんでした。その場合、悪鬼に取りつかれていると考えられ、長生きするためにはこうした悪鬼を祓うことが大切だと考えていました。その為、悪鬼を祓う力があるお屠蘇を飲んで、長生きが出来ますようにとお願いするようになりました。
癒しの里西亀有では、108歳と最高齢の方がいらっしゃいます。90歳代の方は、61人と非常に多い数となっております。
毎年お屠蘇を行っていますが、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。